22Aug
2週間後の来院になる2回目の方です。
立っている時間が長く肩こり、疲労感がとれにくいのがお悩み。
前回の施術がまずまず気に入ってもらえたようです。
腰が丸くなりお腹がつぶされているために上体を支える働きがしにくくなっている傾向
が今日もみられます。
炭酸や辛いものをとることが多いこともあって内臓疲労もいくらか関係ありそうです。
うつ伏せで一通りからだの後ろをほぐした後、仰向けでの施術をメインに足首から調節をスタート。
立つときにつま先に体重がかかり過ぎてしまうためにふくらはぎがこりやすくなっています。
足の指を曲げて踏ん張るクセも強い。
長年の習慣は変えにくいです。が「こういう感覚でもからだは使えるんですよ」というのを少しずつ
脳に記憶してもらう作業を繰り返していきます。
安定して立つことができると、足裏が地面にくっつく感覚がでてくる。
さらに腰や背中、肩に無意識に入っていた必要のない力が抜けてくる。
立ちながら下を向く時間が長くなる仕事のスタイルは変えられませんが、からだにかかる負担
は減ってくるはずです。
こっているところをほぐすだけでは十分ではありません。
日常の中で高まったままでいる神経の緊張をゆるめ、からだの使い方を少しずつ修正していく
作業を合わせていくことを大切にしています。